通信講座セミナーレポート
作詞通信講座 オンラインゼミ
▼2020年12月12日(土)
これまで作詞通信講座では毎年、クリスマスゼミとパーティーを行ってきましたが、「全国どこに住んでいてもセミナーを受講したい」という、受講生のみなさまからのご要望にお応えし、このたびオンラインゼミを開催しました。その時の様子をレポートにしてお伝えします。
初めてのオンラインゼミのテーマは
「脱・選外&脱・佳作」。
講師は当講座出身であり、日本音楽著作家連合理事、日本作詩家協会理事を務める坂口照幸先生です。
以前、会報誌「ミュージックフォーラム」に投稿して頂いた作品の中から、「選外」や「佳作」になった作品で、「理由を知りたい」「どうすれば上に行ける作品になるの?」と思ったお気に入りの作品を、受講生から事前にお送り頂きました。
坂口先生が事前にみなさんの作品をひとつひとつ添削し、当日も受講生一人ひとりの方によりよい詞を書くためのアドバイスをしてくださいました。
みなさん、他の人が先生からコメントされている際も、真剣な表情で聞き入っていて、熱心な様子が伝わってきました。
先生が終始おっしゃっていたのは、聴き手を意識した詞を書くということです。世間のみなさんが自分の書いた詞で喜んでくれることに生き甲斐を感じないと作詞業は成り立たない。聴く人の方が大事だと頭に入れてこれから推敲していくとどんどん作品が変わっていくというお言葉が印象的でした。
今後もオンラインゼミと対面でのゼミの両方を実施し、受講生のみなさんと先生が直接交流できる機会を提供していきたいと思います。