通信講座セミナーレポート
作詞講座 クリスマスゼミナール&パーティ 2015
▼2015年12月12日(土)中野サンプラザ(東京・中野区)
今回の馬上雅宏先生の講義は「詞が歌になるまで」がテーマ
今回のゼミは会報誌『MUSIC FORUM』のサービスコーナーで、発注を受けてから詞が歌になるまでがテーマでした。
発注されてからの添削と改稿や、「私」や「俺」の読ませ方を想定歌手によって変えるなどの講義が行われました。作詞者の感性の話では破調についてのアドバイスも頂きました。
MF出身作詞家・坂口照幸先生、歌謡界のディーバ 小野由起子こと作詞家の円理子先生がアドバイス
坂口照幸先生の講義のテーマは「詞にこめる思い」。「大衆に好まれる歌を意識する」、「原稿は読んでもらうという謙虚な気持ちが大切である」とアドバイスを頂きました。
後半は歌謡界のディーバ 小野由起子こと作詞家の円理子先生が登場。円理子先生が作詩をされた『パラダイス東京』や、坂口先生が作詞をされた『夢つづり』の歌詞に込められた裏話を伺うことができました。質疑応答の時間では、作詞に行き詰まった時の対処法、歌手のキャラクター研究についてなど、ゼミだからこそ聞ける内容が満載でした。
受賞式、豪華ゲストを招いてのミニ歌唱ショーなどパーティーは大盛り上がり!
『春よ、恋』を熱唱するはやとさん |
ゼミの後にはみなさんが大変楽しみにされているクリスマスパーティーがスタート。馬上先生によるご挨拶と円理子先生による乾杯の音頭の後の立食パーティーでは、作詞仲間との歓談に花が咲きました。
今回も豪華ゲストを迎えてのミニ歌謡ショーを開催。受講生の夜美まことさん作詞の歌を熱唱したはやとさん、一昨年、昨年のパーティーにも来てくださっている山内二郎さん、作詞オーディションのグランプリ曲を歌う宮嶋希さんが登場。会場は大いに盛り上がりました。
ご自身の名前がタイトルに入った『山内二郎 歌の旅』は明るくはつらつとした曲 | 『紅い花』を情感たっぷりに歌い上げる宮嶋希さん |
年間の最優秀者に贈るミュージックフォーラム賞は、ポップス・ロック部門が10月号で金賞を受賞された式部和泉さん、演歌・歌謡曲部門が5月号で金賞を受賞された、はまだゆうこうさんに決定。お二人の今後のご活躍を楽しみにしております!
右から式部和泉さん、はまだゆうこうさん | 当日本音楽アカデミーの吉森孝子会長から祝辞が贈られました |
最後は恒例のクリスマスプレゼントを賭けた白熱のじゃんけん大会が行われ、一本締めにてパーティーが終了しました。